乳信仰探訪

八幡神社の足乳のスギ

「足乳の杉」は300mもある参道の途中に立っている
乳房状のコブにコインをはさんで祈願しているようだ

八幡神社は古い歴史を持ち、参道が300mもある広大な神社。参道の途中に立っている「足乳(たらちち)の杉」は樹高40m*、目通り幹周4.45m*、樹齢300年以上*で、根本から1mほどの部分に大きな乳房状のコブがあり、ここにお金をはさんで母乳がよく出るように祈願するという話がブログにある。
宮司からの情報によると、スギのコブが大きくなり始めたのは近世になってから(2、3代前の宮司の頃)なので、乳の祈願の情報はさほど古くからのものではなく、書かれた資料はないのではないかとのこと(2021年教育委員会経由)。
境内には他にも夫婦杉と呼ばれるスギの巨樹があり、どちらも神木として注連縄がかけられ大切にされている。
創建時期はよくわかっていないようだが、土岐頼康による造営が永徳2年(1382)というからそれよりも古い歴史がある。主祭神は応神天皇。八幡神社の祭礼は「美濃まつり」ともいわれ、美濃和紙を花色に染めた30数基の花神輿や江戸期から明治にかけて造られた6台の山車などが繰り出される大変賑やかな祭礼で、国・県・市の指定文化財になっている。
*1991年環境庁データベース

ブログ「狛犬見聞録」http://www.komainu.org/gifu/minosi/hachiman_kamijyo/hachiman_kamijyo.html
写真:内岡 恵撮影(2005/10/27)
情報提供:美濃市教育委員会

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