権現山(191m)山頂近くの車が通る道路そばに、稚児の神を祀るという大変小さな祠がある。これが児神(こがみ)神社で、神社庁支部発行の冊子『神宮御鎮座二千年奉祝記念神名帳』と岐阜県神社庁公式サイトに、洗ったお米を供えて持ち帰り、お粥にして食べれば乳がよく出る、と伝わっているとの記載がある。
岐阜県神社庁サイトには、「創祀未詳なれど、口碑によれば往古兒社と唱へ、乳の出でざる婦人等は洗米を供へ、撤饌(てっせん)を祭って是にて粥を作り食すれば乳を授けらるる等の伝誌に依り、稚児神社と唱へ鎮座の山を兒山と呼ぶ。寛文10年(1798)9月19日本殿再建」とある。昔はきちんとした建築の神社が建てられていたのであろう。
兒山の山頂に児神神社、中腹に御嶽神社、そのすぐ下に稲荷神社、麓には水が湧き出ており、これは神の恵のご神水といわれて神聖な場所だったらしい。
山田 清編:神宮御鎮座二千年奉祝記念 神名帳、岐阜県神社庁美濃市支部、1998年、p134
岐阜県神社庁公式サイト https://www.gifu-jinjacho.jp/search.php?encodehint=神&keyword=児神神社
写真:内岡 恵撮影(2023/4/8)
資料提供:美濃市教育委員会


