乳信仰探訪

向かって左が大きい雌杉、右が雄杉でいずれも県指定天然記念物
現地案内板にも乳の出のご利益について記載がある
主祭神が天照大神という宮谷神明神社

宮谷神明(みやたにしんめい)神社の参道石段を挟んで大きな2本のスギが立っている。夫婦スギと言われ、縁結びの神として知られる。向かって左が大きく雌スギ、右が雄スギで、それぞれ樹高55m/55m*、目通り幹周6.9m/6.1m*、推定樹齢600年以上**で県指定天然記念物となっている。雌スギには乳房のようなコブがあり、夫婦杉を崇めると乳がよく出て子どもがよく肥えるという伝承があることが、『岐阜県の天然記念物』『岐阜県文化財図録』や岐阜県公式サイト文化財のページに記載されている。
主祭神は天照大神。創建は不詳であるが、天文5(1536)年の洪水によって社殿が流失した白山神社と丸島の八幡神社を合祀して三社宮を称したという記録があり、古くから郷中の総社として地域の人々から崇敬されてきた。
 *1991年環境庁データベース  **岐阜県文化財図録による

堀 武義:岐阜県の天然記念物(下)、教育出版文化協会、1981年、p105〜106
岐阜県高等学校生物教区研究会編:岐阜県の植物、大衆書房出版部、1996年、p366
岐阜県教育委員会:岐阜県文化財図録(1)、1997年、p246
岐阜県公式サイトhttps://www.pref.gifu.lg.jp/page/7500.html
写真:内岡 恵撮影(2023/4/8)

カテゴリー

内容

県名検索