乳信仰探訪

重要文化財指定の薬師如来は秘仏であり、現地にはレプリカが。
雰囲気のある石段を登り山門をくぐって境内へ。正面が本堂。
境内に入った正面の石板にも、乳のご利益について記載がある。

東光寺は山里の鄙びた雰囲気のお寺。開祖である伝教大師最澄が一刀三拝して刻んだというご本尊の薬師如来は昔から乳薬師といわれ、母乳の分泌を願ってお参りをすると甘露のような霊乳を授かったという話が西美濃三十三霊場のサイトにあるほか、境内の縁起を記載した石板に薬師如来(秘仏とある)の乳のご利益についての記載がある。
境内に置かれているこの寺院のパンフレットに「ご本尊乳薬師のご霊験」として「特に当山のご本尊薬師如来は昔から乳薬師と云われ、多くの参拝者がありますが、とりわけ産後乳の少ない婦女子が乳薬師の本願におすがりして、甘露のような霊乳を授かった不思議な霊験は枚挙にいとまがありません」と記載あり。
東光寺の山号は医王山で、臨済宗妙心寺派の寺院。西美濃三十三霊場の6番札所でもある。平安時代前期に伝教大師最澄が開山し、その後何回かの再興を経た。現在の本堂及び鐘楼は江戸時代の天保年間に霊海玄妙和尚により建立されたものという。揖斐川町には若松という場所にも東光寺があるが、こちらは天台宗の別の寺院。

揖斐川町歴史民俗資料館:揖斐川町の文化財、揖斐川町教育委員会、2001年、p34
サイト「西美濃三十三霊場」  http://www.nisimino.com/nishimino33reijyou/jouhou/06.html
ブログ「大人の事情:御朱印ライフ」http://akino1942.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
写真:内岡 恵撮影(2023/2/28)

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