乳信仰探訪

天然記念物の大イチョウ
イチョウのそばにある薬師堂

薬師神谷はのどかな里山地区で、そこに古くからある白山神社の境内に2本の大きなイチョウがある。大きい方は樹高35m*、目通り幹周7.3m*、推定樹齢500年**で市指定天然記念物。もう1本は入り口の鳥居のそばの広場にスギと並んでいる。
現地の説明板や県のサイトに乳の祈願について記載がある。
県公式サイトには、「乳柱」が2本たれさがり、乳柱の皮や木を煎じて飲用するとよく乳が出るようになるといわれ、「子育ての木」「乳母神(ウバシン)の宿るご神木」としてあがめられてきた、とある。現地説明板には「この木とともに神社広場にはもう1本イチョウの巨木がある。広場のイチョウには乳こぶが下がり、これを削って煎じて飲むとよいと今でももらいに来る人がいる」とある。
ここは神社であるが、現在薬師神社と書かれている薬師如来を祀る薬師堂が大きなイチョウのそばにある。むかし神仏混淆の時代に祀られたものらしい。500年前にこの薬師堂を建てた白山神社の別当円長坊がその時にイチョウの木も植えたと伝わっている。
*1991年環境庁データベース **勝山市教育委員会の現地標柱

福井県農林水産部森づくり課サイト https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/moridukurika/kenminundou/fukuinomeiboku-akigamigoro_d/fil/aki38.pdf
ブログ「with photograph」 https://withphotograph.com/?p=5799
写真:内岡 恵撮影(2023/6/27)

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