乳信仰探訪

椿洞 橋下の夜泣き地蔵

首の取れた石地蔵が橋の土台の一部になっている
この橋の下に潜り込まないと拝見できない
岐阜市とはいうが周囲は郊外の山里である

椿洞(つばきぼら)の戸石川に架かる小さな橋の下に、土台の一部になっている石のお地蔵さまがある。この橋の上を通ると、どんなに夜泣きしている赤ちゃんでも機嫌がよくなる、母乳がたくさん出るようになるという話がある。岐阜市の伝承・伝説として岐阜市公式サイトにある。
お地蔵さまは首が取れてなくなっている。ある時子どもが川に落ちたが、この橋の石垣のおかげで助かったことがあり、その時よく見るとこのお地蔵さまが土台にあるとわかった。昔上流の上山のお寺に子安地蔵が祀られていたが、それが流れてきたものだろうと、大事にされていたとある。
夜泣きの話は『続・岐阜のつたえ話』『郷土史第2集 開けゆく常磐』にあるが、文化財保護課からの情報では、乳授けの話は活字の資料では見当たらないとのことで、市の資料の情報は聞き取り調査によるものか。

岐阜市 ぎふ魅力づくり推進部 文化財保護課:歴史遺産を活かしたぎふ魅力づくり 岐阜市文化財保存活用地域計画 資料編、2020年、p129
https://www.city.gifu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/019/172/gifushi-siryouhen.pdf
写真:内岡 恵撮影(2023/03/02)

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