乳信仰探訪

清和井の乳水

きれいな水が湧き出ていて今でも飲用されている
大原三千院の入口にあたる場所である

大原三千院の入口にあたる場所。路の脇に清水が湧いていて、「清和井(せがい)の清水」「清和井の乳水(ちみず)」と呼ばれ、飲むとよく乳が出るようになるという情報が『近畿の民間療法』にある。
京都府の湧水を網羅したサイトの中で、3箇所、亀岡市の市杵島姫(いちきしまひめ)神社、走田(はせだ)神社と並んで乳の祈願が行われた清水としてリストアップされていた(リンク切れ)。
古くから知られた清水で、「せがい」という場所は歌枕にもなっている(下記)。きれいな水が湧き出ていて今でも飲用されている。
「大原や せが井の水草 搔きわけて 下りや立たまし 涼みがてらに」曽祢好忠『曽丹集』
「大原や せがゐの水を 結びつつ あくやと問ひし 人はいづらは」伊勢物語

倉田正邦ほか:近畿の民間療法、明玄書房、1977年、p88
https://dl.ndl.go.jp/pid/12169957/1/48

サイト「京都風光」 https://kyotofukoh.jp/report131.html
写真:内岡 恵撮影(2007/6/8)

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