乳信仰探訪

佐々神社

郊外の山の中にある佐々神社
山道脇の石碑に彫られた「ご由緒」に乳のご利益のみが記載されている
道路に沿って参道が続く

伊賀市の郊外から山の中に入ったところにある古くからの神社。「古来一般の尊敬高く、特に授乳の霊験顕著であり・・・伊賀、大和、山城、近江等より参拝されている。」と、現地にある大きな石碑に彫られた「ご由緒」にある。 授乳以外のご利益についての記載はないので、乳の祈願で有名だったのであろう。
石碑には、安土桃山時代の文禄の頃、地元の松尾という信心深い氏子の子どもが生まれ、最初母乳が出なかったので7日間山に籠もって祈願したところ母乳が出るようになったというストーリーが彫られている。
佐々神社の創祀年代は不明とされているが、延喜式内及び国史にも記載されているとのことで、古くとても格式の高い神社だったらしい。大国主命の長子である八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)が祀られている。最初は滋賀県との県境にある笹ヶ岳(篠岳739m)にあったが、火災のため文禄年間(1593〜1596)に現在地に移転したとのことで、佐々の名はこの山の笹に由来するそうだ。無人だが綺麗に清掃され管理されている(2023年3月訪問)。

サイト「神社検索」https://jinja-net.jp/jinjacho-mie/jsearch3mie.php?jinjya=2895
サイト「玄松子の記憶」 https://genbu.net/data/iga/sasa_title.htm
写真:奥 起久子撮影(2023/3/30)

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