乳信仰探訪

平安時代のもので、県の重要有形文化財にも指定されている「東方薬師瑠璃光如来」
山を背にし、落ち着いた場所にある光蓮寺

光蓮寺ご本尊の薬師如来は古くから「乳薬師」として地域で親しまれ、病気治癒、健康長寿、災難除去、子授祈願、安産祈願のご利益があるとして信仰されていると寺院の公式サイトにある。
乳の祈願について記載された資料や現地の表示はないが、住職によると、第二次大戦前後までは、乳の出の祈願者は小さな布袋にお米を入れて持参し、お寺で祈祷してもらったものを持ち帰ってお粥にして食べるということが行われていたとのこと(2025年3月訪問)。
境内には江戸時代に立てられたという「乳薬師白山権現」と彫られた石柱がある。風化して字はほとんど読めなくなっている。
光蓮寺は山号を笠間山という臨済宗妙心寺派の寺院。行基が天平8年(736)に開創したと伝わる古刹。山を背にした落ち着いた場所にあり、すぐ前を三岐鉄道が走っている。
薬師如来は平安時代のもので、県の重要有形文化財にも指定されている「東方薬師瑠璃光如来」。お参りの便を図るためお堂はいつも開放されている。

光蓮寺公式サイト https://korenji1357.wixsite.com/mysite
写真:奥 起久子撮影(2025/3/7)

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