助産師のための産後ケアガイド2023

商品番号 S-0044
¥ 2,750 税込
2020年4月の母子保健法一部改定により、産後ケアは市町村の努力義務と規定され、少子化社会対策大綱により、2024年度までに全国展開を目指すことが決定。各地でその推進が図られています。
本書は、産後ケア事業を実施している全国の助産師の意見や日本助産師会が事業委託を受けている世田谷区立産後ケアセンターを運営していくなかで培ってきたノウハウを活かしながら、改訂特別委員会のメンバーと検討、産後ケアを受託・実施するための情報を盛り込みました。
産後ケア事業は市町村事業ですが、ケアチームとして中心的役割を果たすべき助産師が安全管理を含む業務基準や標準的ケア内容を提示することが求められます。その際の参考書として、本書を活用してくだされば幸いです。

◆コンテンツ

発行によせて

Part1 助産師を中心とした産後ケアを進めるにあたって

A.産後ケアの対象とケア提供の場
 Ⅰ.産後ケアの対象
 Ⅱ. 産後ケア事業提供の場

B.産後ケア提供の場の基準
 Ⅰ. 産後ケア提供の場(タイプ別)の基本的な考え方
 Ⅱ. 産後ケア事業提供の場の基準

C.産後ケア事業を提供する場の運営規定
 Ⅰ. 運営理念
 Ⅱ. 対象
 Ⅲ. 提供するケアの内容
 Ⅳ. 組織
 Ⅴ. 協議・決定機関等の設置
 Ⅵ. 安全管理指針
 Ⅶ. 料金体系

D.産後ケア提供体制の管理
 Ⅰ. 産後ケアを提供する場と職種
 Ⅱ. 就業規則等の整備
 Ⅲ. 経営管理

E.運営にあたっての留意点
 Ⅰ. マニュアルの整備
 Ⅱ. 管理に関する評価
 Ⅲ. 経営評価
 Ⅳ. スタッフの教育

F. 記録の整備
 Ⅰ. 産後ケアにかかわる記録とその内容

G. 自治体との連携
 Ⅰ. 事業を受託する準備
 Ⅱ. 事業を受託していく過程
 Ⅲ. 事業を継続していくための留意点
 Ⅳ. 予算獲得に向けての準備

Part 2 計画立案と標準的なケアの実際

A. 母子の状況のアセスメントとケア計画
 Ⅰ. 母親の健康状態と育児環境のアセスメント
 Ⅱ. 子どもの健康状態のアセスメント
 Ⅲ. 母子のアセスメントをもとにしたケア計画

B. 標準的なケアの実際
 Ⅰ. 母親の身体的回復を促進するケア
 Ⅱ. 母親の心理的ケア
 Ⅲ. 適切な授乳のケア
 Ⅳ. 授乳以外の育児技術習得のケア
 Ⅴ. 家族の育児機能向上のためのケア(家族間調整)

C.居宅訪問(アウトリーチ)型の特性

Part3 配慮が必要な母子への支援
 Ⅰ. 多胎児への支援
 Ⅱ.NICU・GCUを退院した児への支援
 Ⅲ. 精神的な支援が必要な母親への支援
 Ⅳ. 身体状況にトラブルを生じている母親への支援

参考文献
巻末資料
・WHO曲線
・男子/女子体重曲線
・乳腺炎ケアのフローチャート



◆編集:日本助産師会 産後ケアガイド改訂特別委員会
◆監修:鈴木俊治  安達久美子
◆体裁 A4版 102ページ
◆発行 2023年11月
◆ISBN: 978-4-905023-37-1

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